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ユニット (unit) とは、医薬・臨床化学分野で用いられる酵素活性(触媒活性)の単位である。英語では 、ドイツ語では で、そのまま訳せば「酵素単位」であるが、日本語では「ユニット」という単位名称で呼ばれる。 1ユニットは、至適条件下(温度30℃で、最も化学反応が進む酸性度)で毎分1マイクロモル(µmol)の基質を変化されることができる酵素量(1マイクロモル毎分)と定義されている。この単位は、1964年に国際生化学連合(現 国際生化学・分子生物学連合)が採択したものである。なお、この際の定義文中では「国際単位」(international unit)という名称が用いられているが、ビタミンなどの生物学的効果を示す国際単位(IU)や、国際単位系(SI)とは無関係である。 時間の単位「分」がSIにおいて「併用単位」にすぎないことから、1999年に1モル毎秒に相当するカタール(記号:kat)がSIに導入され〔国際単位系(SI) 国際文書第8版(2006)、日本語版、(独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター訳・監修、付録1,p.80、第21回 CGPM, 1999 年、「酵素活性の表現のための SI 組立単位,モル毎秒の固有の名称,カタール」 〕〔国際単位系(SI) 国際文書第8版(2006)、日本語版、(独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター訳・監修、p.29、「表3 固有の名称と記号で表される一貫性のあるSI組立単位」中、酵素活性〕、ユニットはカタールに置き換えることが推奨されている。ユニットとカタールの換算は以下のようになる。 :1 U = (1/60) µkat(マイクロカタール) = 約 16.667 nkat(ナノカタール) :1 kat = 60 U == 出典 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユニット (酵素活性)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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